第75回東京優駿

さて、東京優駿。今年はほんとに難しいが、ひさしぶりに予想でも晒そう。

まず、自分なりのフィルターにかけると、ディープスカイ、アドマイヤコマンド、マイネルチャールズ、クリスタルウイングのいずれかがダービー馬であろうと考える。

で、ディープスカイは四位がダービー2連覇ってのはなぁという感じがあり、アドマイヤコマンドはオーナーが嫌いなので却下。ということで、マイネルチャールズかクリスタルウイングか。問題はここから。マイネルがダービー勝つかぁ?とも思うのだが、今年のクラシックはここまでクラブ馬(レジネッタ、キャプテントゥーレ、トールポピー)が勝ってるので、そういう流れなのかもしれない(CLUB KEIBAだし)。また、クリスタルウイングはカジノドライヴのオーナーと同じだし、藤沢もそろそろといった雰囲気もある。さらに、松岡、内田の両騎手は関東所属で、いま現在関東所属の騎手でダービージョッキーはいないので、ここらあたりで関東騎手がダービー勝つのは自然のような気がする。って、絞れてないやん。

まぁ、両方の単勝買ってもオッズ的には勝てるのだが、ここは絞ってズバッといきたいところ。誰か教えて。ちなみに、ヒモはレインボーペガサスとメイショウクオリアあたりが2着っぽい気がする。その後にタケミカヅチ、ブラックシェルあたりか。まぁ、ダービーは勝ち馬を当ててなんぼなので、ヒモは正直どうでもいい。

現時点での結論。単勝の9と18。おまけで枠の5-8。どうですか、奥さん。あっ、言っときますけど、今年はまだ1回も当たってませんから。

最近の出来事

なかなかblogも更新できず、というか更新せず、あきらめムードが漂っていますが、元気ですかー! というわけで近況をいくつか。

  • 今年、まだ1枚も馬券を買っていない。
    • 有馬ショックによる。レース自体は見てるが、全く当たらない。トリもいないし、自分の中でいまいち盛り上がれない。春はどうなるかねぇ。
  • 息子の友達のカンコンパンさんが引っ越したらしい。
    • 彼に話を聞くと、どうやらうちのストーブの中に住んでて、男児2歳とのこと。大人には見えない模様。いままで息子と遊んでくれてありがとう。
  • キャロットで出資した2歳馬の名前が メトロノース になる。
    • 馬なのに電車ですか、そうですか。ま、走ってくれれば言うことありませんが。
  • 金沢に出張に行って、酔っ払ってホテルの風呂場でこけて、右足小指を骨折する。
    • 初北陸だったのに、痛みのため観光することなく直帰。もう北陸には行きたくありません。
  • 第3子、Coming Soon!
    • 楽しみ。どんなやつだろう。今回は男か女か聞いていないので、その楽しみもある。そろそろ名前も考えないと。なお、頭文字「け」は決定済み。

なんという衝撃

ここ1か月、

  • iPod touchを買った
  • Wii Fitを買った

とか、いいネタはあるのだが、そんな中、昨日、10年以上は会っていない高校の同級生から電話があり、結婚するので結婚式に来ないかということだったので、二つ返事でOKと答え、「いやー、とうとうお前も結婚するんかー。お前みたいなやつでも結婚できるんやなー。ハハハー」と返したところ、「っちゅーか、実は2回目なんやけどね」と。えぇぇぇぇぇぇぇー。

トリリオンカット、引退

16日から左前脚に腫れが見られ、痛みも伴っていたため、水冷を施し様子を見ていた。しかし、腫れが一向に引かないため近日中に検査を行う予定。「昨日から左前脚に腫れが見られました。1日経っても腫れは引きませんし、かなり痛がる素振りを見せています。まだ詳しい検査をしていないので断言は出来ないのですが、症状からしておそらく繋靭帯を痛めたと思われます。この馬で重賞を勝たせてもらいましたし、障害二戦目での変わり身に期待していただけに・・・。現在の脚元の状態も芳しくなく、7歳馬で今後の回復にかかる時間を考えると、大変厳しい状況と言わざるを得ません」(音無師)脚元の状態に年齢的なこと加味して検討を行った結果、近日中に中央競馬登録を抹消することになりました。本馬に出資されています会員の方へは追ってお手紙をもちましてご案内申し上げます。

クラブ所属馬近況

2006年朝日チャレンジカップ(GIII)に優勝したトリリオンカット号(牡7歳 栗東・音無 秀孝きゅう舎)は、10月20日付で競走馬登録を抹消することとなりましたのでお知らせいたします。
 なお、同馬は今後千葉県富里トレーニングファームにて乗馬となる予定です。

トリリオンカット号が競走馬登録抹消

ついにこの日がやってきてしまった。

確かに最近はまともに走ることがなくなり、そろそろヤバイかもなぁと思っていたが、障害に転向したことで活路を見いだしたりできるかもと少々期待していたし、やっぱり障害だろうと何だろうと、愛馬がレースに出走するということ自体が、まぁ、当然期待するし、そのレースを迎えるまでであるとか、レース中の緊張感であるとか、そういった諸々の楽しみが発生するわけで、例えば、日本ダービーのようなG1中のG1にも勝るとも劣らないおもしろさがそこにあるわけである。さらに、トリリオンカット号については、愛馬の中でも本当に特別な存在であり、自分の日常のあらゆるイベントにおいても、ほぼ最優先事項であり、周りのいろんなひとをいい意味でも悪い意味でも巻き込んでやった。よって、最もわかりやすい言葉で今の心境を述べると、ぽっかりと胸に穴が空いた感じというやつである。

と、まぁ、グダグダ言ってもしょうがないのだが、ちょっと彼について軽く振り返ってみると、次のようなことが思い出される。

  • 1歳馬募集の際に、父のスウェインが結構好きだったこと、鉄の女ことトリプティックが近親だったこと等により、即決で出資を決めたこと
  • トリリオンカットという名前が、覚えにくく、噛みそうで、走りそうな気がしなかったこと
  • 新馬戦が小倉競馬場であったため、観戦しにいったこと
  • その新馬戦で、同じキャロットクラブのマッドゲイル号が勝利し、非常にうらやましく、若干妬んだこと
  • その後、数戦の後、勝利し、一口馬主での初めての勝利を味あわせてくれたこと
  • 初めて愛馬に武豊騎手が騎乗してくれ、さらに勝利したこと
  • 愛馬の初めての重賞出走である京都新聞杯で、あわや勝利しそうになりビビったとともに、4着に敗れたためダービーへの出走が叶わず悔しかったこと
  • 残念ダービー駒草賞で2着となり、それまで半信半疑だったのが、この馬はいけると確信に至ったこと
  • 放牧中のノーザンファーム空港に会いにいき、なでなでしたこと
  • セントライト記念で惨敗し、結構ショックを受けたこと
  • はじめてのG1出走である菊花賞を京都競馬場まで観戦に行ったこと
  • 自分の結婚式当日に出走し、結婚式中にレース結果が気になって気になって仕方がなく、式の最中に携帯電話で結果を確認したこと
  • 小倉競馬場への凱旋(?)レースである玄海特別で、オペラシチーに僅差で2着に敗れたが、審議となり、その審議の対象がオペラシチーだったため、ひょっとすると表彰式に出れるんじゃないかと、あわてて走って集合場所に向かうも、到達順位のまま確定されたこと
  • その後、勝てそうで勝てない日々が続き、ヤキモキしたこと
  • そんな中、松永幹夫とのコンビが抜群であり、もうお手馬決定と思ったのも束の間、幹夫が引退してしまったこと
  • それまでたいした怪我もなかったが、はじめて骨折し、しばらく出走がなく、さびしかったこと
  • 目黒記念に出走したとき、当日の日本ダービーでメイショウサムソンの単勝で儲かった金額全てを彼に注ぎ、全て持っていかれたこと
  • 朝日CCで勝利し、もう何が何やらわからなくなったこと
  • 天皇賞(秋)で大放馬をしたこと
  • その後、さっぱりやる気をなくしたこと
  • 障害に転向したこと

長っ。ま、これも愛ゆえだ。さらに簡潔にまとめると、とにかく自分にとっては初物づくしで、はじめての外車、はじめての勝利、はじめての武豊、はじめての重賞出走、はじめての牧場でのふれあい、はじめてのG1出走、はじめてのクラシック出走、はじめての重賞勝利、はじめてのオープン馬、はじめての放馬、はじめての障害、等々、いろんなことを経験させてもらった。

また、今振り返ってみるとやはり長い年月を感じる。彼がデビューした頃は、たぶん今の嫁とはまだ付き合ってもいなかった。それが今や3歳の娘がトリちゃん、トリちゃんと言っている次第。なんかすげーな、おい。

で、戦績はというと、 競走馬情報 トリリオンカット のとおり40戦6勝で、6枚のテレカを持っている。きょうび、テレカなんか使うことないのに、なんでテレカなのかよくわからんが、どっちみち使わないからどうでもいいやとという感じではあるが、冷静に考えると、6勝ってすごいよ、マジで。そうそうこんな馬持てない。なんか弱かったのか強かったのかわからない馬だったが、6勝ってのはすごい。そこんとこだけは間違いない。

なんか書いても書いても書きたらんくなってきたので、あとはつぼ八あたりで語ることとするが、やはり音無先生はじめスタッフの方々に大切にしていただいたことを、ただただ感謝するばかりである。良い環境に恵まれて、出資者としては感謝の言葉しかない。

そして、ほんとうにほんとうにありがとう、トリリオンカット。とてもさびしくなるけど、これからの馬生をゆっくりのんびりと過ごしてください。ほんとうに長い間おつかれさまでした。いつか会えたらいいな。

DS Lite、蘇る

以前書いたとおり、息子にDS Liteを壊されていたのだが、重い腰を上げて、やっとこさ先月修理に出した。で、先日、その修理に出していたDS Liteが京都府宇治市から帰って来た。以下がいっしょに入っていた修理明細票の通信欄である。

このような破損は有償修理になる場合がありますが、今回は無償にて修理させて頂きました。本体を交換し、シリアルNo.も変更させて頂きました。

つまり、こういうことである。保証期間なんかとっくに過ぎているのに、無償で新品のやつに交換してやる、と。タッチペンも新品にしてやる、と。ラブ、任天堂。ビバ、任天堂。

ちなみに一番喜んでいるのは嫁。4番サード嫁。

ファニーブライド、引退

脚元にムクミが見られたため、念のため検温した結果、熱発していた。「このところ暑さがぶりかえしているせいか、脚元にムクミが見 られました。熱を測ったら38度5分まで上がっており、出走間隔だけでなく体調面も今週の出走は難しいと判断しました。未勝利戦はあと1週しかなく、満足のいく状態でレースに臨むことは難しいといわざると得ません。未勝利を勝てるだけの力はあると思いますが、体の弱さで思ったようにレースを使えなかったことが悔やまれます」(宮本師)現状の体調と未勝利戦終了までの期間を考え、近日中に中央競馬登録を抹消することになりました。本馬をお持ちの会員の方へは追ってお手紙をもちましてご案内申し上げます。

キャロットクラブ

うーん。もうちょっとやれそうな気がしないでもなかったんだけど、仕方がない。出資馬でトリ以外の勝利をちょっとだけ期待したんだけど、残念無念。名前もステキだっただけに。これも勝負の世界よのう。

ま、生で観れたのが何よりであったよ。おつかれちゃん。

iPod touch

ヤバイ。ヤバイ。ヤバイ。何がヤバイかって、タイトルのとおりだけども、いや、そのヤバイもあるが、金がなくて、買えないのが一番ヤバイ。いますぐにでも予約したいが、債権回収されるのは間違いなく、破産してしまうので、とてもとても無理である。あぁ、さくっと予約してぇ、なんのためらいもなく予約してぇ。

で、とりあえず、これ見て、ヨダレを流して、第3のビールを飲む31歳の夏。

新潟記念

半ばあきらめムードだったが、まぁ希望を捨てず応援。新聞で「おもいきった競馬を」と音無師がコメントしていたので逃げるだろうなと思っていたら、やはり予想どおり逃げた。よしッ。いいぞッ。逃げちまえッ。だがッ。すぐッ。トップガンジョーがッ。からんできたッ。テメー、邪魔すんじゃねェェェ。おっと、荒木飛呂彦の世界になってしまった。というわけで、直線に入るとズルズル。最近の指定席である最下位へ。

26日の新潟競馬では五分のスタートから押して先頭へ。マイペースの逃げを図るも、後続につつかれながらの厳しい展開になり、直線半ばで脚が止まり18着。「スタート直後から突っ張るような走りで、押してようやく逃げられたという感じです。二番手の馬に並ばれただけで、ギアを落としてしまうし、直線でも自ら競馬を止めてしまいました。全然競馬をしていませんよ」(柴田善騎手)「レースでの消耗が少ないので前走同様いい状態では挑めました。今回はチークを付けて思い切った競馬から、なんとか変わるきっかけをと思っていましたが、レースを止めてしまう悪い癖がなかなか抜けませんね。調教では真面目に走るようになってきていますし、馬の気持ち一つだと思うのですが・・・」(渋谷助手)

キャロットクラブ

で、

「最初から突っ張った感じで、まったく走る気を見せていなかったとジョッキーも言っていた。このまま使っても、現状厳しいだろうし、来週から障害戦出走を目指し障害練習をすることにします。これで少しでも気持ちの面が変わってくれれば」(音無師)

キャロットクラブ

キター。ショーガイ。ちょっと期待していたが、現実になるとは。

くしくもライバルであるチャクラが当日障害未勝利戦を勝ち上がっていた。そういうことである。これも運命と書いて「さだめ」と読む。めざせ、中山大障害。ニュートリリオンカットを見せてくれ。